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【コラム】平屋  デメリット
2025年10月16日

平屋は本当に暮らしやすい?「平屋 デメリット」とその対策

 

みなさんこんにちは!石川県白山市・能美市の平屋専門店ワンズホームです。

平屋に憧れる方の多くは、「階段がない」「生活動線が便利」「掃除や家事がしやすい」といったメリットを思い浮かべると思います。しかし実際には、平屋にも注意すべき点があります。

この記事では、平屋を建てる前に知っておきたい土地やコスト、採光、空調、プライバシー、防犯、災害リスクなどのデメリットと、その対策をご紹介します。この記事を読むことで、平屋のメリット・デメリットを正しく理解し、家族に合った快適な住まいの設計に役立てられます。これから家づくりを考えているご家族は、ぜひ最後まで読んでみてください。

 

土地や建築コストのデメリットと対策

平屋は二階建てに比べて同じ延床面積でも敷地面積が広く必要です。例えば、延床30坪の家を建てる場合、建ぺい率50%の地域では最低でも60坪以上の敷地が必要になります。そのため、土地代が高い都市部ではコストがかさみやすい点に注意が必要です。さらに、平屋は屋根や基礎の面積が広くなるため、建築費もやや高めになりがちです。屋根や外壁に使用する材料費、工事費も二階建てより増えることがあります。対策としては、土地の形状や価格に合わせたコンパクトな設計や、郊外などの地価の安いエリアでの建築を検討することが有効です。また、無駄なスペースを減らし、生活動線を効率的にすることで、延床面積を抑えつつ快適な間取りを実現できます。

 

メンテナンス費用と光熱費のメリット

平屋は高さがないため、外壁修繕や屋根塗装などの足場費用が抑えられるのが特徴です。例えば、外壁修繕は一般的に15年に一度行われますが、二階建てよりも費用が少なく済みます。さらに、平屋はワンフロアで完結するため、冷暖房の効率が良く光熱費を抑えやすいのも魅力です。二階建てのように暖かい空気が二階に逃げることがないため、冬に一階が寒くなることも防げます。対策としては、断熱性能の高い窓や屋根材を選び、自然光や風を取り入れやすい設計にすることが有効です。

 

 

採光・通風のデメリットと工夫

平屋は建物の高さが低いため、中央部分の部屋が暗くなりやすいことがあります。周囲に建物がある場合は、南側の光が遮られることもあるため注意が必要です。このデメリットを解消するには、建物の形を工夫することが大切です。中庭を設けて光を取り込む、L字型やコの字型の間取りで風の通り道を確保する、天窓を設置して自然光を導くなどの方法があります。

 

冷暖房効率と空調の注意点

平屋は横に広がるため、間仕切りの少ないワンフロアでは、冷暖房の効率が下がることがあります。屋根からの熱が室内に伝わりやすく、夏場は暑くなることもあります。対策としては、高性能断熱材の使用や、屋根に遮熱材を入れることが有効です。また、エアコンをゾーンごとに設置したり、サーキュレーターを併用することで快適さを維持できます。

 

プライバシー・防犯のデメリット

平屋は全ての部屋が地上にあるため、外からの視線が入りやすいというデメリットがあります。特に寝室や子ども部屋の窓が道路側に面していると、プライバシーが気になることがあります。また、窓が多い分、防犯面でも注意が必要です。目隠しフェンスや植栽を設置したり、窓の高さや位置を工夫することで、外からの視線を遮りながらも快適な生活空間を確保できます。センサーライトや防犯カメラを設置すれば、防犯性も高められます。

 

災害リスクへの注意

平屋は全ての部屋が1階にあるため、豪雨や浸水時には避難経路が限られる可能性があります。特に川沿いや低地の土地では、敷地選びや基礎の高さに注意する必要があります。近年は、浸水に強い高基礎設計や排水計画を取り入れることで安全性を高められます。万が一に備えて、非常用持ち出し袋の設置場所や避難経路を家族で共有しておくことも大切です。

 

まとめ

平屋には、「土地やコスト」「採光」「空調」「プライバシー」「防犯」「災害リスク」など、注意すべきデメリットがあります。しかし、設計や素材選びを工夫することで、多くの課題は解消可能です。さらに、平屋はメンテナンス費用や光熱費が抑えられるなど、長く暮らす上での大きなメリットも持っています。**「無理なく快適に暮らせる家」**として、平屋はこれからも多くの世代に選ばれる住まいです。

 

ワンズホームでは、石川県白山市・能美市を中心に、平屋住宅の提供をおこなっております。

是非、石川県白山市・能美市の平屋の事ならワンズホームにお任せください!

 

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